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三菱商事、ローソンを子会社化へ グループ力活用で商品力など強化

ロイター 9月15日(木)8時40分配信

[東京 15日 ロイター] - 三菱商事<8058.T>がコンビニエンスストア業界第3位のローソン<2651.T>を子会社化する方向で検討していることが分かった。TOB(株式公開買い付け)を実施し、出資比率を現行の33%から50%超に引き上げる方針。買収額は1400―1500億円になる見通し。関係筋が明らかにした。三菱のグループ力を活用し、商品力の強化などを図る。

コンビニエンスストア業界では、ファミリーマートとユニーグループ・ホールディングスが経営統合し、今月1日にユニー・ファミリーマートホールディングス <8028.T>が誕生。傘下の新生ファミリーマートは、サークルKサンクスと合算した店舗数で1万8000店舗を超え、ローソンを抜いて2位に浮上した。一方、セブン―イレブン・ジャパンは、1万9000店舗を超える店舗網と群を抜く日販などでトップを確固たるものとしている。

ローソンは、三菱商事グループの力を活用し、これら2社を追う。原材料調達をはじめとして商品力を高めるほか、不動産や金融など、幅広い分野でのノウハウの活用も見込める。

6月にローソンの社長兼COO(最高執行責任者)に就任した竹増貞信氏は三菱商事出身。3月に行われた新体制発表の会見で、玉塚元一会長兼CEO(最高経営責任者)は「三菱商事グループ全体をもっと巻き込んで、グループの総力戦にもっていく」と発言していた。

*内容を追加しました。

(清水律子)

最終更新:9月15日(木)9時30分

ロイター