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「世界に誇れる森」へ決意 3村長、地域振興に期待

琉球新報 9月15日(木)13時43分配信

 【北部】国頭、大宜味、東のやんばる3村にまたがる陸域1万3622ヘクタール、海域3670ヘクタールが国内で33番目の国立公園に正式指定されたことを受け、3村長は15日午前、国頭村のやんばる野生生物保護センターで記者会見を開いた。指定を受け、翁長雄志知事も記者会見でコメントした。

 国頭村の宮城久和村長は「村の84%が森林で豊かな森が広がっている。貴重な動植物をどう守っていくか決意を込めて取り組んでいきたい」と強調。大宜味村の宮城功光村長は「子どもたちにとってもしっかりと自然を勉強できる機会が広がる」と喜んだ。東村の伊集盛久村長は「世界に誇れる地域づくりが必要だ」と話した。

 やんばる3村が国立公園に指定された一方で、東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場に新たなヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)の建設が進んでいる。宮城大宜味村長は「環境に影響する場合があれば、3村で対策を取る必要がある」と指摘した。宮城国頭村長は「米軍北部訓練場と隣接していることは好ましいことではない。基地の整理縮小を考えていくべきだ。これを乗り越えていい国立公園にしていきたい」と話した。伊集村長は「一日も早く作業が完了して(ヘリパッドが)移設されることを望んでいる。完成した後には、(過半が)返還され国立公園に返される。みなさんの理解を得ていきたい」と話した。

 翁長知事は国立公園指定について「自然環境の保全と地域振興の面から有益で大変喜ばしいことだ。県として環境省や北部地域とより一層連携を深め、さらなる地域振興を図りたい」とコメントした。
【琉球新報電子版】

琉球新報社

最終更新:9月15日(木)13時43分

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