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<サッカー場候補地>4者会談、中央公園加え検討合意 広島

毎日新聞 9月15日(木)10時16分配信

 広島市内で建設が検討されているサッカースタジアムについて、広島県、市、広島商工会議所の3者とサンフレッチェ広島は14日、中区で2回目のトップ会談を開き、中央公園自由・芝生広場(中区)を「第3の候補地」とすることで合意した。旧広島市民球場跡地(中区)と広島みなと公園(南区)に同広場を加えた計3カ所から候補地を決める。商議所の深山英樹会頭は、年内にも候補地や事業主体などの方向性を決めたいとの意欲を示した。

 会談は非公開で、終了後に深山会頭が記者会見した。3者側がアクセスの良さなどを理由に第3の候補地として同広場を提案し、サンフレも合意したという。3者側とサンフレの対立が続く中、双方が歩み寄れる候補地として、同広場が浮上した形だ。深山会頭は「来年度の予算編成も念頭に、できるだけ早く結論を出したい。年内には、という気持ちが強い」と話した。

 広島市中心部にある同広場は交通アクセスの良さや広さが利点。候補地を球場跡地とみなと公園に絞り込んだ有識者らの検討協議会でも、有力な候補地として挙がった。ただ、近くに大規模住宅があり、試合時の騒音対策が必要になることや、敷地が南北に狭く観客席の拡張に制約があることなどの課題が指摘されていた。次回のトップ会談までに3者側が地元住民らに説明し、サンフレはスタジアム設備を検討するという。

 一方、取材に応じたサンフレの久保允誉会長は「球場跡地がベストという考え方は変わらない」とした上で、検討の結果次第では同広場に候補地がまとまっていくとの見方を示した。【石川裕士、竹内麻子】

最終更新:9月15日(木)10時16分

毎日新聞