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ソフトバンク内川5安打、3連続適時打で再奪首

日刊スポーツ 9月15日(木)8時1分配信

<楽天0-13ソフトバンク>◇14日◇コボスタ宮城

 ソフトバンクが、今季最多19安打13点の猛攻で首位に再浮上した。手負いの4番内川聖一外野手(34)が初回から猛打の先頭に立ち3打席連続適時打を含む3年ぶりの1試合5安打。仙台入りした12日夜、決起集会で一丸となったチームの思いをバットに乗せ、雨中のロングゲームを圧勝した。残り13試合。もう頂点の座は渡さない。

【写真】ソフトバンク工藤監督、首位復帰も「1試合1試合」

 たまりにたまった熱い思いが一気に爆発した。初回だ。1死から本多、中村晃、内川の3連打で2点を先制。2回にも7安打、打者一巡の猛攻で6得点。わずか2回で2桁安打を記録し、楽天菊池を早々とマウンドから引きずり降ろした。3回にも4安打で4得点。序盤の3回までに早くも先発全員安打を記録した。

 19安打13得点の打線をけん引したのは満身創痍(そうい)の体で指名打者として出場し続けている主将内川だった。初回から3打席連続適時打を放つなど4打席連続安打。3年ぶりとなる5安打、3打点の活躍で、打率も3割ジャストに戻した。

 「意味のあるヒットもあった。単純にヒットを多く打つというよりも、タイムリーになるヒットを打ててよかった。ただ、とりあえず首位になっただけの話。最後に一番上にいられるように頑張りたい」

 チームは福岡から仙台入りした12日、選手会主導で首脳陣、チームスタッフを交え、全員で焼き肉店で決起集会を開いた。開幕前以来、今季2度目の全体での決起集会。宴は明るい雰囲気で進み、最後に主将内川が皆の前で熱く語った。「残り試合が少ない中で、結果によって1年間やってきたことが決まる。最後、悔いのないよう、全部出し切ろう」。そんなキャプテンの思いが、さっそく打線に乗り移った。

 工藤監督も「スーパーウッチーくんが出てくれてよかった」と絶賛。「皆の前で彼が話してくれてチームも一丸になれたと思う。終わって1厘でも勝率が高い方が優勝。全部勝つつもりで戦うことが大事」と、残り13試合の必勝を誓った。

 前日13日は雨天中止。力をため込んでいたナインの思いが一気に噴き出し、最高のムードで首位に返り咲いた。7回には雨で46分間中断。動じることなく今季76勝目をつかんだ。順位も定位置の首位に戻り、雨上がりの仙台にナインの充実した笑顔が輝いていた。【福岡吉央】

 ▼ソフトバンクが14年7月29日楽天戦(19安打)以来の1試合19安打。内川は13年5月19日中日戦以来、3年ぶり3度目の1試合5安打をマークした。これでソフトバンクは早ければ17日にも優勝へのマジックナンバーが再点灯する。17日の点灯条件はソフトバンクが17日オリックス戦に○、日本ハムが15日オリックス戦●、17日ロッテ戦●でM10が出る。

<内川の苦闘>

 ◆腰痛 8月13日のロッテ戦で、腰痛のため途中交代。15日に福岡市内の病院で検査を受けた。球団によると、「椎間板に異常が見られるが、ヘルニアではない」と診断された。2戦連続で欠場し、18日の西武戦で復帰した。

 ◆交錯 8月28日のロッテ戦で打者走者のデスパイネと交錯。むち打ちの症状に左腕の打撲、スパイクで踏まれたため左足の擦過傷を負った。翌日は試合がなく、30日の西武戦から4番指名打者でスタメン出場。

 ◆自打球 9月7日のオリックス戦で、4回に自打球を右足ふくらはぎに当てた。打撲の症状で、途中交代。足を引きずりながら、球場を後にした。欠場の可能性もあったが、8日の同カードでは4番で強行出場。16号ソロを放った。

最終更新:9月15日(木)9時55分

日刊スポーツ

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