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ソフトB&ハム要注意 最下位オリの意地がパ覇者を決める

日刊ゲンダイDIGITAL 9月15日(木)12時18分配信

 また順位が入れ替わった。首位・日本ハムと2位ソフトバンクの熾烈な優勝争い。1ゲーム差で迎えた14日は、日ハムがオリックスに敗れ、ソフトバンクが楽天に勝ったため、ゲーム差なしでソフトバンクが首位に再浮上した。

 直接対決は残り2試合。ここで連勝した方が優勝に近づくのは間違いないが、「キーマン」になるのが最下位オリックス。ソフトバンクは3試合、日ハムは2試合の対戦を残しているからだ。

 ソフトバンクは後半戦、オリックスに2勝8敗と大きく負け越し、日ハムに追いつかれる要因になった。日ハムは15勝7敗1分けで勝ち越しているが、この日はエースの有原がKO、救援した斎藤が火に油を注いで3失点するなど大敗した。

 僅差で優勝争いをする終盤は、「とりこぼした方が負け」だ。中でも、最下位チーム相手に星を落として優勝を逃すことは往々にしてある。最たる例が88年の近鉄だ。最下位ロッテとのダブルヘッダー第2戦、延長十回引き分けに終わり、優勝を逃した。いわゆる「10.19」である。

 08年、巨人が阪神との13ゲーム差をひっくり返して「メークレジェンド」を果たした年も、9月以降は巨人が同年最下位の横浜に4勝1敗だったのに対し、阪神は3勝3敗1分けと勝ちきれなかったことが大きかった。

 セ・パともに大接戦となった10年も同様だ。中日、阪神、巨人の三つ巴となったセは、中日が2位阪神に1ゲーム差で優勝。9月中旬以降、最下位だった横浜に中日が4勝したのに対し、阪神は1勝3敗で巨人は3勝3敗。中日は11年もヤクルトとのデッドヒートの末に優勝したが、当時の落合監督は、「(最下位の)横浜とやるのが一番嫌だった」と言っていた。

 最下位チームといえども意地もある。この日、オリックスが日ハムに勝ったのがいい例だ。

最終更新:9月15日(木)12時18分

日刊ゲンダイDIGITAL

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