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17日から「徳川の平和」展 静岡県立美術館

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月15日(木)9時0分配信

 静岡県立美術館(静岡市駿河区)で17日開幕する開館30周年記念「徳川の平和―250年の美と叡智(えいち)―」(同館、静岡新聞社・静岡放送主催)の準備作業が行われている。14日は与謝蕪村の重要文化財作品や伊藤若冲の同館所蔵作品などが配置された。

 徳川家康の没後400年に合わせ、江戸時代250年にわたる太平の世に生み出された絵画約100点が全国から集結する。野田麻美主任学芸員は「二条城の『松図障壁画』(狩野探幽または山楽作)が城外で公開されるのは今回が初。めったに見られない貴重な作品をぜひ見に来てほしい」と話した。

 展示は時代ごとに4章立ての構成。1章は家康が平和の世を築いた17世紀初頭の探幽ら将軍家周辺の芸術家による作品が並び、2章は久隅守景や英一蝶らが描いた庶民の情景を紹介する。

 3章は鎖国によって生まれた異国への関心の高まりから西洋画などの影響を受けた作品や、今年で生誕300年の伊藤若冲「樹花鳥獣図屏風(びょうぶ)」などが並ぶ。4章は幕末期を生きた狩野永岳や岡田為恭などの近代に先駆けた作品や、歌川広重や葛飾北斎らの情趣あふれる浮世絵などで締めくくる。

静岡新聞社

最終更新:9月15日(木)9時0分

@S[アットエス] by 静岡新聞