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インド、航空輸送の利便性向上 3年で新たに50空港稼働

SankeiBiz 9月16日(金)8時15分配信

 インドは、航空輸送の利便性向上に注力する。民間航空省によると、向こう3年で新たに国内50空港を稼働させる。同国航空市場は旅客数が急伸するなか、地域間の連結性をさらに高めて航空需要を拡大させるのが狙いだ。現地紙フィナンシャル・エクスプレスなどが報じた。

 同国には現在、稼働していない空港が30カ所、臨時滑走路が400カ所以上ある。それらの既存施設を整備し稼働させる。整備費は、1空港当たり10億ルピー(約15億円)に収められるとされ、地方政府と中央政府で賄う予定だ。

 民間航空省は各州政府と整備空港の選定などに向けて協議を進めており、年内には西部マハラシュトラ州のシルディ空港が稼働する見通しという。アショク・ガジャパティ・ラジュ民間航空相は「まずは1年以内に10空港の稼働を目指す」と意気込みを示した。

 同国は今年6月、新たな航空政策を発表した。国内航空会社の国際線参入条件を緩和したほか、国内線の利用者増を図るため航空運賃の上限を設定。さらに、主要都市を結ぶ路線の航空運賃に地方空港の整備費確保に向けた税を上乗せした。

 アショク・ガジャパティ・ラジュ民間航空相は、航空旅客数を2020年までに現在の4倍近い3億人に増やす方針だ。

 一方で同相は、運航を開始して間もないエア・ペガサスやエア・コスタといった地場航空会社は財政難によるフライトキャンセルが相次いでいることを懸念し、より一層の運航効率化を図り、経営を健全化するよう求めた。(ニューデリー支局)

最終更新:9月16日(金)8時15分

SankeiBiz