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隠岐の海、横綱大関に無傷4連勝!角界ナンバー1のイケメンが昭和以降初の快挙

デイリースポーツ 9/15(木) 6:04配信

 「大相撲秋場所・4日目」(14日、両国国技館)

 平幕の隠岐の海が大関照ノ富士を逆とったりで破り4連勝とした。初日に大関稀勢の里、2日目に横綱鶴竜、3日目には横綱日馬富士に黒星をつけており、平幕が初日から大関以上に4連勝するのは昭和以降初の快挙となった。綱とりが崖っぷちの大関稀勢の里は嘉風を小手投げで下して2勝目。全勝は大関豪栄道、隠岐の海、平幕琴勇輝の3人となった。

 歴史的偉業を成し遂げた。隠岐の海が照ノ富士を逆とったりで破り、平幕が初日から4日続けて大関以上を倒す昭和以降初の記録を達成。「完璧に負けていた相撲だったけど、いい感じで(逆とったりが)決まった」と興奮の面持ちで振り返った。

 物言いがつく微妙な勝負だった。立ち合い勢いよく飛び込んで左、右と瞬時に2本差した。右で抱え込まれて土俵際に詰められたが、あわてずに左に回り込むと、相手の右腕をたぐって幕内では6年ぶりの逆とったり。最後は計算したように左足を高く上げ、相手よりやや遅れて土俵を割った。

 軍配は隠岐の海。物言いがついたものの、軍配通りとなった。「最後のところは、あそこで無理に残したら危ないので、早く腕を抜こうと思ったら、相手の足が先に出ていた。物言いがついて自分が不利なのかなと思ったんですけどね」。角界No.1のイケメンは笑みを浮かべた。

 191センチ、162キロの恵まれた体を持ち、和製大関候補の一人。過去最高位は昨年春場所の西関脇で、その後は小結と幕内上位を行ったり来たりだが、今年は発奮材料もあった。相撲どころの地元島根県隠岐の島で行われた部屋恒例の夏合宿。7月29日の31歳の誕生日を島の人々に温かく祝ってもらい、決意を新たにした。

 「大関を目指せるぎりぎりの年齢。やはり集中してやらないといけない。もっと集中したい」

 2横綱2大関を倒し、5日目は平幕の松鳳山を迎え撃つ。突き押しに威力があり、気を抜けば墓穴を掘る相手。師匠の八角理事長(元横綱北勝海)は「気持ちの切り替えが大事」と助言する。「これからが大事。もうちょっと頑張らないといけませんね」。秋の両国。綱とりが厳しくなった稀勢の里に代わって主役の座を奪う。

最終更新:9/15(木) 8:06

デイリースポーツ