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ブータン国王から糸杉 復興の願い込めた国樹が知事に届く

福島民報 9月15日(木)12時11分配信

 ブータン王国のジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王は東日本大震災からの復興を願い、福島県に国樹の糸杉を贈った。14日、仲介した京都・ブータン王国交流協会(京都市)の左藤滋光代表理事が県庁を訪れ、内堀雅雄知事に届けた。 
 ワンチュク国王は平成23年11月に来日し、相馬市などの被災地を訪れた。その後、交流のあった京都府の寺社を通じて県内の高校生の手紙を受け取るなど、震災と東京電力福島第一原発事故に見舞われた県内に思いを寄せ続けている。来日を契機に設立された京都・ブータン王国交流協会の申し出を受け、国樹の贈呈を快諾した。 
 左藤氏は「福島への思いがたくさん詰まった糸杉は復興の大きなシンボルになるはず」と語った。内堀知事は「国王の思いが届き、うれしい。ブータンと日本の交流を深めるとともに、県内の復興をさらに進めたい」と感謝した。 
 糸杉は早ければ10月下旬に福島市のあづま総合運動公園内に植樹する。成長すると20~30メートルの高さになるという。 

福島民報社

最終更新:9月15日(木)12時16分

福島民報