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接続から音質まで、AppleのケーブルレスBluetoothイヤフォン「AirPods」をチェック

ITmedia ニュース 9/15(木) 11:44配信

 Appleが発表したケーブルレスBluetoothイヤフォン「AirPods」をチェックしてみた。

 専用に設計されたAppleのW1チップを搭載したことにより、接続とサウンドの質を向上させており、極めて効率のよいワイヤレス接続が可能。

 この製品は、10月下旬から16,800円で発売される予定。

 Bluetoothペアリング機能も兼ね備えた専用充電ケースが付属している。

 AirPodsは1回の充電で5時間再生でき、ケースを使用することで24時間以上聴き続けられる。

 また、15分の充電で3時間再生可能となる急速充電機能も搭載。

 ケースの充電は、Lightning - USBケーブルを使用する。

 ケースのフタを開けるとケースの内側にあるLEDランプが点滅し、iOS 10の端末側に、AirPodsの接続画面が自動的に表示される。

 なお、この内側にあるLEDランプは、ケースの充電状態も表示してくれる。

●ペアリングはどのように行うのか

 画面表示されている「接続」の文字をタップし、次に充電ケースの外側にある丸いボタンを押したままにする。

 これでペアリングは完了。

 次回からは、AirPodsのケースのフタを開けるだけで自動接続される。

 ペアリングが完了すると、AirPods本体とAirPods 充電ケースのバッテリー残量が表示される。

 イヤフォン本体だけでなく、充電ケースもBluetooth接続されていることが分かる。

 設定>Bluetoothを見てみるとAirPodsが追加されていることが確認できる。

 また、Beats by Dr.Dreのワイヤレスヘッドフォンのように名前を変えることができる。

 AirPodsをダブルタップすることで「Siri」の起動、または「再生/一時停止」のどちらかのアクションコントロール機能を割り当てできる。

 耳に装着している時は、一時音楽再生スピーカーとして自動優先させられる「自動耳検出」のオン/オフも設定できる。

●EarPodsと比較してみた

 ヘッド部分をEarPods with Lightning Connectorと比べてみると、柄の部分にビームフォーミングマイクロフォンが装備されていることが分かる(底面にもある)。

 また、外側にあるバスレフポートの穴が、かなり大きく空けられていることも確認できる。

 おそらくW1チップなどの放熱のためだと考えられる。

 耳に装着する側を比べてみると、ヘッドユニットが大きく、バッテリーとアンテナが収納されているため、柄の部分が太いことも確認できる。

 内側と外側にある黒い点は、光学センサーだ。

 AirPodsは、ケースから左右どとらかの片方だけ出せば、片耳のBluetoothヘッドセットとしても利用可能。

 2007年に発売されたiPhone Bluetooth Headsetと比較してみた。

 この当時もマグネット接着による充電方式が採用されていた。

 Apple Musicを再生してみると、意外に音漏れする。

 片耳を外すと音楽再生が自動停止し、再び装着すると自動再生される。

 ノイズキャンセリングは、話していることを認識し、音声通話を改善する「CVC」(Clear Voice Capture)に近く、音声通話以外では外周音が耳に届く。

 AirPodsをiOS 9.3.5がインストールされたiPhone 6sに、通常のBluetoothペアリングで接続しようとしたところ、「このアクセサリを使用するには新しいバージョンのiOSが必要です」のダイアログが表示され、iOS 10以上のシステム環境が必要になることが確認できる。

 まったく使えないわけではなく、Bluetoothペアリングは確立され、Apple Music再生などを楽しむことはできる。

 ダブルタップによるSiri起動も行えた。

 耳に装着するとすぐにオーディオが自動的に再生され、耳から外すと再生を一時停止するといった「自動耳検出」機能や、名前の変更などはできず、一般的なiPhone対応Bluetoothイヤフォンレベルの使用となる。

●EarPodsと比べて音の特性は?

 トオンのiPhone用オーディオ測定アプリ「Audio Frequency Analyzer」を使用し、YouTubeにある「20Hz to 20kHz (Human Audio Spectrum)」を再生し、1/3オクターブ・スケールで対数表示してみた。

 EarPods with 3.5 mm Headphone Plugの場合、中音域から高音域がブーストされる感じで、弦の張りなどが浮き上がって華やかになる。

 それに対してAirPodsは、中低音域から中音域まで、なだらかにブーストされ、中高音域から超高音域までが強調される感じだ。

 ロック、ポップスといった音楽再生向きの音色になる感じがする。
[MACお宝鑑定団]

最終更新:9/15(木) 11:44

ITmedia ニュース

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