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<豊洲市場>石原元知事、地下コン箱案言及 08年定例会見

毎日新聞 9月15日(木)11時38分配信

 東京都の築地市場(中央区)からの移転が延期された豊洲市場(江東区)の主要建物下に土壌汚染対策の盛り土がされなかった問題で、石原慎太郎元知事が2008年5月30日の定例記者会見で、土壌汚染対策として地下にコンクリートの箱を埋める案に言及していた。会見では、当時の担当局長にこの案を検討するよう伝えたことも明らかにしていた。

【盛り土がされず空間が広がっている地下の写真】

 石原氏は会見で、インターネット上で海洋工学の専門家が「(土壌汚染対策は)違う発想で考えたらどうか」と発言していたことに触れた。その上で「(豊洲市場予定地の)土を全部さらっちゃった後、地下2階ぐらいですかね、3メートル、2メートル、1メートルか、コンクリートの箱を埋め込むことで、その上に市場としてのインフラを支える。その方がずっと安くて早く終わるんじゃないかということでしたね」と案を紹介した。

 08年5月19日には土壌汚染対策を検討する外部有識者の「専門家会議」が、土を入れ替え盛り土をする案を示していた。一方で当時、670億円と見込まれていた汚染対策費が1000億円を超えるとの見方も出ており、石原氏は同月16日の会見で「もっと費用のかからない効果が高い技術があるかもしれない」と述べていた。

 石原氏は13日に出演したテレビ番組で、主要建物下に盛り土がされていなかったことを知らなかったとして「だまされた。現場の人間にしか分からないことだ」と話していた。

 小池百合子知事は15日、リオデジャネイロへの出発前に報道陣の取材に応じ、問題の経緯や実態について、自身が帰国するまでに取りまとめるよう都幹部に指示したことを明らかにした。【柳澤一男】

最終更新:9月16日(金)9時46分

毎日新聞

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