ここから本文です

米リバティ・グローバル、全顧客がネットフリックス利用可能に

ロイター 9月15日(木)13時5分配信

[アムステルダム 14日 ロイター] - ケーブルテレビ事業などを国際的に展開する米リバティ・グローバル<LBTYA.O>は14日、同社のケーブルテレビのセットトップボックス(受信機)の利用者全員が米動画配信サービス大手ネットフリックス<NFLX.O>のサービスを利用できるようにする契約を結んだと発表した。

リバティ・グローバルの英子会社バージン・メディアは2013年にネットフリックスのサービス提供を開始している。

リバティ・グローバルの利用者は世界30カ国で2900万人に上る。

契約額は明らかにされていない。

今回の契約では、リバティ・グローバルは自社のセットトップボックス経由でネットフリックスのサービスを利用した分の売り上げをネットフリックスから受け取ることになる。すでにネットフリックスを利用している場合は、リバティのセットトップボックスにログインするだけで利用可能になる。

リバティ・グローバルの事業開発担当者、ボブ・グリーン氏によると、両社は「当初は」別々の料金システムを続ける見通し。

まずオランダで、リバティのセットトップボックスを介したネットフリックスのサービスが利用可能になり、2017年末までにリバティ・グローバルが事業展開している全地域で利用可能になるという。

ネットフリックスのリード・ヘイスティングス最高経営責任者(CEO)は声明で、同社のサービスとリバティ・グローバルのセットトップボックスを統合することで、顧客は1つのリモコンでの操作が可能になると説明した。

リバティ・グローバルの系列会社、米リバティ・メディア<LMCA.O>は先週、世界最高峰の自動車レース「F1」を主催するフォーミュラ・ワンを買収すると発表した。

リバティ・グローバルのグリーン氏は、同社がF1レースの配信を手掛けることはあるかとの問いに「大いに可能性はある」としつつも、ライセンス契約は当事者間の協議で決める必要があると語った。

同社のマイク・フライズCEOは、フォーミュラ・ワン買収はリバティ・グローバルには直接関係ないが、フォーミュラ・ワンがグループに仲間入りすることは良いことだとの考えを示した。

また、今回のネットフリックスとの契約について、同社がコンテンツの取得を続けないことを意味するものではない、とも語った。

リバティ・グローバルとリバティ・メディアの会長は著名実業家ジョン・マローン氏が兼務している。

最終更新:9月15日(木)13時5分

ロイター