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ドル102円前半、日米政策イベントまで101―103円レンジか 

ロイター 9月15日(木)15時31分配信

[東京 15日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル安/円高の102円前半。 朝方102.40円台で推移していたドルは、午前9時過ぎにかけて102.61円まで上昇したが、その後はじりじり値を下げた。日経平均が一時200円超に下げ幅を拡大。

雇用統計の悪化を受けた豪ドル売り/円買いも強まり、ドル/円は101.94円まで下落した。

前日は日銀緩和への思惑がショートカバーを誘発しドルは103.35円まで上昇したが、103円台での定着には失敗。

一部のファンド勢は前日103円前半の高値圏で売りを仕掛けドルは急反落したが、同じファンド勢がこの日の東京市場の安値付近でドルを買い戻したとされる。

「来週の日米金融政策イベントまでは、短期筋は早めの仕掛け、早めの手仕舞いというスタンスで臨むだろう。101円台は買いだが、103円台は重く、来週の初めまでのコアレンジは101―103円となりそうだ」とFXプライムbyGMOの常務取締役、上田眞理人氏はみている。

きょうはイングランド銀行(中央銀行)が政策金利を発表する。欧州連合(EU)離脱の影響が懸念される中、足元の英経済指標は良好な内容が続いており、政策は現状維持が予想されている。

オーストラリア連邦統計局が発表した8月の雇用統計によると、就業者数は前月比3900人減少。市場予想は1万5000人の増加で、予想外の減少となった。発表後、豪ドル/円は76.50円付近から76円ちょうど付近まで下落した。豪ドル/円を含むクロス円の下げで、ドル/円が連れ安となる場面も見られた。

きょう発表の米経済指標の中では、小売売上高に関心が集まりやすい。

ロイターがまとめた市場予想は前月比マイナス0.1%で、前回の横ばいから軟化する見通し。マイナス幅が予想より大きければドル売り、横ばいかプラスになれば12月の利上げが意識され、ドル買いで反応するとみられている。

米国の9月利上げの織り込み度合いは、先般のブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事の講演で低下している。「すでにブラックアウト期間に入ったこともあり、よい数字であっても高官は政策絡みの発言ができない。市場の織り込み度合いが低い中で利上げに踏み切るのは難しそうだ」(外為アナリスト)との見方が出ていた。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 102.30/32 1.1246/50 115.05/09

午前9時現在 102.54/56 1.1243/47 115.29/33

NY午後5時 102.42/44 1.1250/55 115.22/26

(為替マーケットチーム)

最終更新:9月15日(木)22時41分

ロイター