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蓮舫氏、代表選撤退せず 民進有志、選挙やり直し要求

産経新聞 9月15日(木)7時55分配信

 民進党代表選(15日投開票)が最後まで混乱している。新代表選出が確実視されている蓮舫代表代行だが、一部の投票が終了した後に日本国籍と台湾籍の「二重国籍」状態を明らかにしたことで、党内では代表選の有効性を疑問視する声すら上がっている。しかし、党執行部は代表選を予定通り行い、蓮舫氏も自主的に撤退しない方針。蓮舫新執行部での主流派入りやポスト獲得を念頭に、国会議員の過半数が支持する構図も変わっていない。

 同党の松木謙公衆院議員ら有志20人は14日、岡田克也代表と枝野幸男幹事長に対し、「蓮舫代表代行の国籍問題について」と題する文書を提出。「今や単に代表選の正当性だけでなく、民進党の存亡が関わる問題といっても過言でない」として、新代表を選出する15日の臨時党大会前に緊急の常任幹事会を開き、選挙のやり直しを含め、対応を協議するよう求めた。

 松木氏らは、党員・サポーターが蓮舫氏の「二重国籍」問題の実態が分かる前に投票したとして、代表選が正当な選挙として成立していない可能性を指摘する。

 文書に名を連ねた議員は「民進党全体のガバナンスの問題になる」と指摘。党執行部が日程変更に応じない姿勢を見せることから「蓮舫氏が自主的に撤退する道しか残されていない」と危機感を募らせた。

 しかし、蓮舫氏は14日も撤退する気配をみせない。同日の支持議員らとの会合では「選んでいただくために準備も覚悟もできている」と意欲を示した。

 蓮舫新代表となれば、与党から「二重国籍」状態のまま平成22年に入閣した責任などを追及されるのは必至だ。しかし、今の党執行部を含めた過半数の国会議員は、党全体の「いばらの道」より目先の主流派入りに目がいっているようだ。

最終更新:9月15日(木)10時54分

産経新聞