ここから本文です

<体外受精児>過去最多4.7万人出生 14年21人に1人

毎日新聞 9月15日(木)19時4分配信

 ◇累計43万1626人、初めて40万人突破

 2014年に国内の医療機関で実施された体外受精の件数は39万3745件で、その結果4万7322人の子どもが生まれ、いずれも過去最多となったことが日本産科婦人科学会の集計で分かった。14年の総出生数は約100万3500人で、体外受精で生まれた子どもの割合は約21人に1人となった。

 集計によると、体外受精の実施件数は13年に比べて約2万5000件増加し、出生数も約4700人増えた。晩婚化を背景に、加齢による不妊に悩む女性が増えていることが増加の要因とみられる。05年に比べ件数は3.1倍、出生数は2.5倍と急増している。

 体外受精は精子と卵子を体外で受精させ、女性の子宮に戻す不妊治療。国内初の体外受精児は1983年に誕生した。体外受精で生まれた子どもの数は今回で累計43万1626人となり、初めて40万人を突破した。この約半数が受精卵などの凍結技術を使って生まれている。

 日本は体外受精の件数が世界で最も多い。当初は卵子の通り道が詰まっている患者らに限定して始まったが、不妊治療として普及し、04年度に費用の公費助成も始まった。件数の多さの一方、体外受精での出産率の低さなど課題も指摘されている。【千葉紀和】

最終更新:9月15日(木)19時4分

毎日新聞

いかにして巨大イカを見つけたか
人類は水中撮影を始めたときから巨大イカ(ダイオウイカ)を探し求めてきました。しかしその深海の怪物を見つけることは難しく、今まで撮影に成功したことはありませんでした。海洋学者であり発明家でもあるエディス・ウィダーは、ダイオウイカの初の撮影を可能にした知見とチームワークについて語ります。