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【パラ陸上】68歳大井利江、男子砲丸投げ7位…メダル有望の円盤投げが不採用になる悲劇

スポーツ報知 9月15日(木)11時10分配信

◆リオデジャネイロ・パラリンピック ▽男子砲丸投げ(F53・車いす)(14日・オリンピックスタジアム)

 パラリンピック4大会連続出場の68歳・大井利江=北海道・東北身体障害者陸協=が男子砲丸投げ(F53・車いす)に出場し、7位だった。日本男子最年長の大井は円盤投げで2004年アテネ・パラリンピックで銀、08年北京大会で銅など、12年のロンドン大会まで円盤投げの日本代表だったが、今大会は、競技者数減少などの理由で男子円盤投げが採用されなかったため、砲丸投げに転向しての出場となった。

 大井は漁師をしていた39歳の時、船上での就業中の事故で頸髄を損傷。胸から下の機能が失われた。リハビリの一環で始めた水泳でパラリンピックを目指すようになるも、思うような記録が残せなかった。

 49歳のとき、陸上関係者に勧められて円盤投げに転向。その後、陸上コーチの指導もあり、55歳の02年に初の国際大会となるアジアオセアニアスポーツ大会で19メートル97の日本記録で優勝。初出場した04年アテネ・パラリンピックでは銀メダルを獲得。06年IPC(国際パラリンピック委員会)世界陸上で優勝を果たし、同年のジャパンパラでは26メートル62の世界記録を樹立した。08年の北京パラリンピックには世界記録を持って出場するも、世界新はならず銅メダル。東日本大震災で被災しながらも出場した、12年ロンドン大会では10位。

 ロンドン大会終了後、リオ大会では男子円盤投げが行われないことが決定したため、引退を考えた。しかし、13年に20年東京オリンピック・パラリンピック開催が決まると、競技を続けることを決意した。

 慣れない砲丸投げに苦戦しながらも向き合い、15年IPC世界陸上で6位に入るなど、パラリンピックの予選を通過。「メダル獲得」を目標として今大会に出場し、7位に終わった。72歳で挑む東京大会ではメダルを目指す。

最終更新:9月16日(金)2時48分

スポーツ報知

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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