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繁昌亭10周年式典、桂文枝は涙

スポーツ報知 9月15日(木)12時16分配信

 2006年9月にオープンした上方落語協会の常設寄席「天満天神繁昌亭」(大阪市北区)が15日、開設から10年の節目を迎え、記念式典が催された。

 午前8時30分から約1時間30分にわたり、日本一長いアーケード商店街として知られる「天神橋筋商店街」でのお練りを挙行。人力車に乗った協会会長の桂文枝(73)は、感無量の涙を見せた。

 上方落語界の悲願だった定席を、協会会長として06年に実現させた文枝。昨年3月に桂米朝さん、今年1月に桂春団治さんと「四天王」と呼ばれた大御所が相次いで亡くなったが、師匠の先代(5代目)桂文枝さんは05年3月、繁昌亭の開設を見届けることなく他界した。お練りの終盤、商店街の1店舗が、その師匠の写真を掲出して10周年を祝福。それを見た途端、文枝の目から涙がこぼれた。

 お練りを終えた文枝は「いろんなことがあったけど、あっという間の10年で、楽しい思い出ばかり。本当にたくさんの方に来ていただいて、大阪の名所のように言ってもらえるようになった」と感慨深げ。「四天王が全員鬼籍に入られ、これからは我々が次の代にバトンタッチしていく番。それがちょうど10年の節目に重なったというのも、奇妙な因縁だと思う」と後継者育成の決意を新たにした。

 なお繁昌亭は今年8月末までで、累計139万6384人を動員。上方落語協会の会員も10年間で196人から254人に拡大した。この日は午前11時から記念公演を3回上演。文枝は3公演とも口上に出演し、最終公演で大トリを務める。

最終更新:9月15日(木)12時16分

スポーツ報知

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