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比大統領、殺人指示か=市長時代の「処刑団」が証言

時事通信 9月15日(木)19時42分配信

 【マニラ時事】フィリピン南部ダバオ市で暗躍したとされる「処刑団」の一員だった男性が15日、上院で証言した。

 男性は、当時市長だったドゥテルテ大統領の指示で過去1000人以上の犯罪者らが違法に殺害されたと述べた。

 5月の大統領選では、長年市長を務めたドゥテルテ氏も処刑団に関与した疑惑が出ていた。

 男性の証言によると、処刑団は警察官や元共産党員らで組織され、1988~2013年にドゥテルテ氏の指示で殺人を実行。対象は主に犯罪者だったものの、ドゥテルテ氏に批判的な人物や、ドゥテルテ氏の妹の交際相手も含まれ、生きたままワニのえさにするなど残虐な手法が取られたケースもあった。

 男性は、国の捜査当局者が殺されたケースでは、ドゥテルテ氏自身が直接殺害したとも証言。「われわれはほとんど毎日のように誰かを殺害していた」と語った。

 男性は処刑団を脱退後、政府の保護下に置かれたが、ドゥテルテ氏が今年5月に大統領に当選してから逃亡。逃亡の理由について「命が狙われることを恐れた」と述べた。 

最終更新:9月15日(木)22時9分

時事通信

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