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【セントライト記念】“神ってる”戸崎、ゼーヴィントで10連続重賞連対だ!

スポーツ報知 9月16日(金)5時3分配信

◆第70回セントライト記念・G2(18日・芝2200メートル、中山競馬場)

 菊花賞トライアルの第70回セントライト記念・G2(18日、中山、3着まで優先出走権)にゼーヴィントで臨む戸崎圭太騎手(36)=美浦・田島厩舎=は、騎乗機会JRA重賞連続連対を先週、新記録の「9」に伸ばし、勢いが止まらない。今夏は福島、新潟でリーディングを獲得し、サマージョッキーズシリーズも初優勝。139勝を挙げ、全国リーディング快走中の名手がさらに記録を更新するか。

 競馬界で今、“神ってる”といえば、この男をおいてほかにない。戸崎は7、8月に重賞5勝を挙げ、9月もビッシュで10日の紫苑Sを制覇。重賞連続8連対で新記録を作ると、翌11日の京成杯オータムHでは6番人気のカフェブリリアントで2着に食い込み、「9」に伸ばした。手綱さばきはさえ渡っている。

 「馬がよく走ってくれていると思う。記録は一つ一つの積み重ねだし、一人で達成できるものじゃない。結果的に9戦連続になりましたけど、皆さんの力があってこそですね」と戸崎は言う。139勝を挙げ、全国リーディングを独走(2位はルメールの119勝)するが、慢心やおごりは一切見られない。

 地方・大井競馬からJRAに移籍して4年目。146勝を挙げた14年を大幅に上回るペースで勝ち星を重ね、重賞は前2年の8勝を既に上回る11勝を挙げている。「昔は重賞やG1で気合が入ることもあったけど、最近は力が入ることなく乗れている」。どんなレースでも平常心で、馬の力を引き出せるのが、快進撃につながっている。

 セントライト記念で手綱を執るゼーヴィントは、記録のスタートとなった7月のラジオNIKKEI賞で重賞初制覇。「初めて乗った時から素質を感じた馬。操縦性がいい馬だし、最後は確実に伸びてくれる。強い馬もいるけど、いいレースができれば」と期待は大きい。

 「自分の記録は意識しないけど(重賞連続連対記録は)10でも15でも。欲張りにいきたいですね」。前向きかつ、肩の力が抜けた今の戸崎なら、当然のように首位争いに加わってきそうだ。(椎名 竜大)

 ◆戸崎 圭太(とさき・けいた)1980年7月8日、栃木県生まれ。36歳。美浦・田島俊明厩舎所属。98年に南関東・大井でデビュー。08、09、11、12年に地方競馬リーディングを獲得するなど通算2332勝を挙げ、13年3月にJRAに移籍した。JRA通算607勝。重賞はG16勝を含む35勝。14、15年と全国リーディング、MVJ(最優秀騎手賞)を獲得。家族は妻と2男1女。160・8センチ、49・7キロ。血液型B。

 ◇騎乗機会重賞連続連対記録 これまでの記録はMデムーロが今年2月の京都記念(サトノクラウン)から、3月の報知杯弥生賞(リオンディーズ)まで続けた「7」。連続連勝記録は武豊が98年9月から10月にかけて記録した「6」。

最終更新:9月16日(金)5時3分

スポーツ報知

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