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虎、2位消滅&16日にもCSアウト…捕手獲りへ楽天・嶋をFA調査

サンケイスポーツ 9月15日(木)5時0分配信

 (セ・リーグ、阪神4-6広島、24回戦、広島18勝6敗、14日、甲子園)阪神が来季への補強として、海外フリーエージェント(FA)権を保有する楽天・嶋基宏捕手(31)の獲得調査を進めていることが14日、分かった。この日の広島戦は逆転負けで、2位が消滅。16日にもクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性もなくなる。巻き返しの来季へ、センターラインの強化は必至だ!

 球場の左サイドが真っ赤に染まる。リーグ優勝した広島の迫力に屈するかのように逆転負けを喫した。とにかく、守り勝てない。16日にもBクラスが確定する阪神が、今オフのFA補強として、嶋の調査を進めていることが分かった。

 嶋は昨年9月に海外FA権を取得。2014年から年俸変動制の4年契約を結んでいるが、行使可能な内容となっている。阪神は嶋が現在、FA権行使を選択肢に入れているという情報を水面下でキャッチしている。

 今季年俸は1億1000万円。所属球団の上位4位から10位のBランクに所属しているとみられ、金銭補償に加えて人的補償をともなうが、多少のリスクは覚悟している。球団幹部は「可能性のある選手は調査しています」と具体名を明かすことはなかったものの、FA補強に踏み切る考えを強調した。

 リーグ5位に沈む阪神は金本監督が掲げるスローガン「超変革」の下で若手が台頭したが、捕手事情に悩まされた。開幕から岡崎と梅野の日替わりが続き、4月末には原口を育成から昇格。原口はクリーンアップを任せられる打力を誇りながらもスローイングに課題があり、首脳陣の間では来季以降の三塁転向プランも浮上している。新人の坂本も高素質を示しているが、まだまだ経験が必要だ。

 「センターラインの強化は明白」と球団幹部。もちろん若手のさらなる成長が理想であることはいうまでもないが、今季70試合出場、労組日本プロ野球選手会の会長も務め、リーダーシップのある嶋は補強ポイントに合致しているだろう。

 嶋の獲得調査は今に始まったわけではない。実は今季中、阪神と楽天との間で嶋をめぐるトレードが画策されていたことも明らかになった。交換要員の関係から両球団が折り合うことはなかったが、阪神球団内では継続調査という形でまとまったという。

 阪神フロント陣は今後の補強方針について金本監督の意向を最大限尊重する考えを示しており、遠征先などでも四藤球団社長、高野球団本部長らが指揮官と来季構想のすり合わせを行っている。今夏の長期ロード明けに坂井オーナーと金本監督が今季2度目の会食をしていたことも判明。嶋の獲得調査も現場の要望がさらに強まれば一気に進むことは間違いない。

 広島に18敗目を喫し、2位も消滅。金本監督は「何をいまさら…」と意に介さなかった。もう来季に向けて動き出している。世代交代という波は絶やさず、抑えるべきところは抑える。金本政権2年目へ、あらゆる可能性を探っていく。

最終更新:9月15日(木)11時44分

サンケイスポーツ

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