ここから本文です

民進党代表選 蓮舫氏を女性初の代表に選出 維新「二重国籍」問題で対策法案提出の構え

産経新聞 9月15日(木)15時59分配信

 民進党は15日、党代表選の臨時党大会を東京都内のホテルで開き、蓮舫代表代行(48)が503ポイントを獲得し、前原誠司元外相(54)と玉木雄一郎国対副委員長(47)を破って新代表に選出された。旧民主党時代を含めて初の女性党首が誕生した。ただ蓮舫氏は、代表選を通じて日本国籍と台湾籍のいわゆる「二重国籍」であることが明らかになり、党内には今後の党運営に懸念を持つ議員もいる。

 代表選序盤からリードしてきた蓮舫氏は1回目の投票で過半数を越えるポイントを獲得。前原氏の230ポイント、玉木氏の116ポイントを大きく上回り勝利した。

 新代表に選出された蓮舫氏はあいさつで「重責をしっかりと受け止めて、必ず選んでいただける政党に立て直す先頭に立っていきたい」と抱負を語った。

 蓮舫氏はただちに党役員人事の検討に着手、新執行部を発足させて26日召集の臨時国会に備える。蓮舫氏は代表選で、「提案型」の党運営方針を示しており、臨時国会では平成28年度第2次補正予算案や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)承認案・関連法案への対応が注目される。

 安倍晋三政権が目指す憲法改正に関しては、党内に反対意見も多く衆参両院の憲法審査会での対応も大きな課題となる。また、10月の衆院東京10区と福岡6区の両補欠選挙では、共産党や社民党などとの野党共闘が焦点となる。

 一方、蓮舫氏が抱える二重国籍の問題では、日本維新の会が国会議員の二重国籍を禁止する法案を臨時国会に提出する構えで、野党第一党の党首としての資質を問われる可能性もあり、難しい船出となりそうだ。

 代表選は岡田克也代表の任期満了に伴い、党結成後初めて実施された。蓮舫氏は参院当選3回で、旧民主党政権では、行政刷新担当相や首相補佐官を歴任した。

最終更新:9月15日(木)20時25分

産経新聞