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【ビッくらぼんの365日・芸人日記(130)】新境地に挑戦するピン芸人、曇天三男坊

サンケイスポーツ 9月16日(金)16時0分配信

 曇天(どんてん)三男坊(28、マセキ芸能社所属) ★デビュー・2007年

 自身が日常でイライラしたことをあるキャラクターに代弁させるひとりコントを披露する曇天三男坊。ひょうひょうとした表情の奥には、お笑いへの強い意志を見せる。

 --芸名どおり実際に三男坊

 「そうです」

 --デビューのきっかけは

 「ずっとお笑いが好きだったので、高校を卒業して東京の養成所に入りました。大学で勉強するのはイヤだったし、お笑い以外の仕事もしたくなかった。消去法でこの仕事しか残っていなかった」

 --親御さんの反対は

 「進路のことは高校3年の1月までうやむやにして親には話さなかったのですが、そろそろヤバイと思って打ち明けました。そうしたら『もっと早く言ってくれればよかったのに』とあっさり」

 --そして養成所に入学。いつからピン芸人に

 「養成所のときは同期とコンビを組みましたが卒業前に解散。ちょうどそのタイミングに地元(埼玉・坂戸市)の先輩から『オレもお笑いをやりたいんだけど』と相談され、なんとなく『ヒトミキタミ』というコンビを組んでデビューしました」

 --何年くらい続いた

 「3年で解散。相方が辞めたいと言ってきたので」

 --もう一度コンビを組もうとは考えなかった

 「全く考えませんでした。僕がネタを作っていたし、極端に言えば相方のことを小道具としか考えていなかった」

 --まさにピン向き

 「ネタについて論争になったとき、僕は面倒になって話し合いから引いちゃうんですよ。だから、完全に自分の思う通りにできるピンの方が、僕にはしっくりときますね」

 --テレビに出演されて話題ですが

 「『ゴッドタン』(テレビ東京系)ですね。今までイジられたことがなかったのに、ドッキリ企画で急にイジられて。戸惑いました」

 --これまでと考えが変わった

 「はい。今まではあまりショーレースに関心がなかったのですが、現在の目標はR-1ぐらんぷりの決勝進出。イジられキャラではなく、ちゃんとネタができることを見てもらいたいので」

 --大きな変化ですね。ピン芸人だといろいろな可能性がありそう

 「自分では想像できないような仕事もあります。2年前にフジテレビで『報道スクープSP 激動!世紀の大事件II』という大事件を特集した番組の再現ドラマに出演しました」

 --どの事件でどんな役

 「東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件(1989年)の犯人、宮崎勤の役。制作会社の方は満場一致で僕を選んでくれたようです」

 --難しい役。俳優業にも進出したい

 「そこまでは。そういえば、事務所の先輩、ニッチェさんから斎藤工さんを紹介してもらい、親しくさせていただいてます。斎藤さんとはSNSの『部活DO!エンタメ工作部』というサイトでご一緒にやらせていただいておりまして。エンターテインメントの舞台裏を紹介するものです」

 --マルチに活躍していますね

 「だからこそ、ネタは辞められないのです。ネタを辞めると、僕の真の部分が無くなってしまいますから」

 18日に「第9回したまちコメディ映画祭in台東」のイベントで上野公園の不忍池水上音楽堂で行われるお笑いライブ「映画ネタ-1グランプリ」(午後1時30分開演)、30日に新宿バティオスで開催するお笑いライブ「バイマイサイ」(午後6時開演)に登場。また、毎月7~11日にミニホール新宿Fu-で開催される事務所ライブ「パンキッシュガーデン」に出演中。10月の出演は後日発表される。

 ネタに熱い思いを込める“三男坊”の笑いをぜひ見てほしい。

最終更新:9月16日(金)16時0分

サンケイスポーツ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。