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手のひら認証で口座開設 大垣共立銀、全国初導入へ

岐阜新聞Web 9月15日(木)9時6分配信

 大垣共立銀行は14日、来春から印鑑に代わり、手のひらをかざすだけで口座が開設でき、窓口や現金自動預払機(ATM)も利用できる「届出印不要の預金口座」を始める、と発表した。手のひらの静脈情報でATMから現金を引き出せる「手のひら認証ATMピピット」の技術を活用する。全国の銀行で初のサービスだという。
 同口座は、印鑑不要で免許証などの本人確認資料と手のひら認証登録をするだけで開設できる。窓口での取引の際は、伝票や申込書を記入した後、届出印の押印に代えて窓口設置の専用の認証装置に手のひらをかざすことで、預金や投資信託、外貨預金など各種サービスを印鑑なしで利用できる。
 印鑑の盗難や紛失のリスクを避けることができ、手のひら認証で本人確認するため、なりすまし防止など高いセキュリティーが確保される。手のひら認証登録がある客は、従来の預金口座から変更もできる。
 同時に手のひら認証登録とインターネットバンキングサービス「スーパーOKダイレクト」の契約をすることで、通帳なしで利用できる「無通帳型総合口座(愛称・OKBピピット口座)」の取り扱いも開始する。キャッシュカードを発行しないことも選択でき、印鑑と通帳、キャッシュカードなしの預金口座を提案。手のひら認証で利用するとATMの時間外利用手数料や本支店間の振込手数料を無料にする。
 ATMピピットの対象取引も預入や引出などから、定期預金や振替などキャッシュカードでできるほぼ全ての取引に拡大し、取扱時間は24時間とする。
 手のひら認証ATMは2011年3月の東日本大震災を受け、災害でキャッシュカードや通帳をなくしても操作できる全国初のサービスとして、12年9月にスタート。現在40万人超が登録している。

岐阜新聞社

最終更新:9月15日(木)9時46分

岐阜新聞Web