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児童53人、熱中症で搬送 瑞浪と大垣市

岐阜新聞Web 9月15日(木)9時11分配信

 14日午前、岐阜県瑞浪市と大垣市の小学校2校で運動会の練習中に児童計53人が熱中症とみられる体調不良を訴え、病院に搬送された。うち2人は大事をとって入院したが、いずれも命に別条はないという。12日には美濃加茂市の小学校でも5人が搬送されており、県教育委員会は運動会の練習時間の短縮や、給水回数を増やすなどの対策を講じるとともに、延期を含め慎重に対応するよう求める文書を、各市町村の教育長に通知した。
 瑞浪市北小田町の瑞浪小学校では午前10時すぎ、3~6年生52人が体調不良を訴え、うち35人が病院に搬送された。
 全校児童は787人で、1時間目から入場行進や選抜リレーの練習などをグラウンドで行っていた。2時間目途中から終了後にかけて6年生の男女1人ずつが気分が悪いと訴えた後、応援などをしていた児童50人が次々と体調不良を訴え、同市のほか多治見、土岐市内の4カ所の病院に搬送された。県によると、4人が中等症。
 瑞浪市教育委員会によると、1時間目が始まったころの気温は25度。曇り空で、前夜まで雨が降っていたため湿度は高かったという。児童は水筒などを持参し、水分補給していた。
 羽柴誠校長は「曇りでもテントで休養がとれるようにするなど児童の健康を第一に再発防止に努めたい」と話した。
 大垣市入方の日新小学校では午前11時30分ごろ、児童18人が体調不良を訴え、病院に搬送された。
 市教委によると、午前9時30分から全体練習を運動場で実施。児童185人が参加して大玉送りなどの一部競技を行っていた。閉会式の練習中に1人、全体練習後に9人が気分が悪いなどと訴え、その後8人の体調不良が確認されたため、救急車で搬送された。いずれも症状は軽く、点滴を受けるなどして、夕方には全員が自宅に戻った。
 休憩や水分補給も行っていたが、田中正己教頭は「もっと子どもの健康状態に注意しながら練習するべきだった」と反省していた。

岐阜新聞社

最終更新:9月15日(木)9時45分

岐阜新聞Web