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<高速バス>乗客が機転ブレーキ 運転手急病、あわや… アクアライン

千葉日報オンライン 9/15(木) 11:01配信

 千葉県木更津市の東京湾アクアライン下り線で13日、高速バスの60代の男性運転手が走行中に急病で具合が悪くなり、中央分離帯や車に接触する事故を起こしていたことが14日、千葉県警や消防への取材で分かった。異変に気付いた乗客が機転を利かせてブレーキをかけ停止。乗客約30人にけがはなかった。県警が物損事故として調べている。

 県警と消防などによると、13日午後6時25分ごろ、東京湾アクアライン金田料金所の手前約1キロ付近で、羽田空港発木更津駅行きの高速バスが中央分離帯や軽乗用車に接触し、料金所を通過して停止した。

 バスの男性運転手は脳疾患で具合が悪くなり、正常なハンドル操作ができない状態だったとみられ、乗客の男性がブレーキ操作などをして停止させた。乗客は後続のバスに乗り換え、運転手は病院に搬送されたが、命に別条はないという。

 後続のバスに乗っており、乗り換えてきた乗客から事故の状況を聞いたという50代の男性は「前の方の座席に大型免許を持っている人がいてバスを止めたらしい。(乗り換えてきた乗客は)『海に落ちるんじゃないかと思った。死ぬかと思った』と興奮した状態で言っていた」と話した。

 バスの運行会社の担当者は「責任者が対面点呼した際に異常はなかった。産業医やかかりつけ医による健康指導の回数を増やすなど今まで以上に健康管理に力を入れ、(自動的にブレーキをかける)衝突軽減装置の導入をさらに進めたい」としている。

最終更新:9/15(木) 11:01

千葉日報オンライン

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