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優雅に「旅」するアサギマダラ 福井に飛来、長距離「渡り」備え羽休め

福井新聞ONLINE 9/15(木) 8:02配信

 長距離の「渡り」をすることで知られるチョウの一種「アサギマダラ」が14日、福井市の平野部で目撃された。同市自然史博物館によると、福井県内では夏を高原で過ごし秋に平野部へ。さらに寒くなると、南の暖かい地域へ長距離移動していくという。同館の調査では、同県大野市の平家平から沖縄県伊良部島まで1500キロ以上渡った個体もある。

 14日は福井市の八幡山でヒヨドリバナの蜜を吸っている個体が見られ、これからの“旅”に備えるかのように羽を休めていた。

 同館学芸員の梅村信哉さん(37)によると、アサギマダラはアジア各地に生息。日本では、栃木県以南の暖かい地域で幼虫で越冬し、春に羽化すると避暑のために北へ移動。冬が近づくと、南へ行って卵を産む。

 梅村さんは「大きくて非常にきれいで、飛び方も優雅なチョウ。例外はあるが、10月上旬までは県内で観察できるでしょう」と話していた。

福井新聞社

最終更新:9/15(木) 8:50

福井新聞ONLINE