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R・マドリー、C・ロナウド&モラタ弾で劇的逆転勝利! CL初戦でマドリディスモの根幹である不撓不屈の精神示す/CLグループF第1節

GOAL 9月15日(木)6時14分配信

14日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループF第1節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのスポルティング・リスボン戦を2-1で制した。

昨季に11回目のCL制覇を達成し、8シーズンで1回しかトロフィーを掲げていないリーガエスパニョーラ優勝にプライオリティーを置くR・マドリー。だが彼らにとってチャンピオンズカップ/CLは、自らを20世紀最高のクラブたらしめた、そのDNAに最も深く刻まれる大会である。今季は優勝を逃す余裕があるとはいえ、大会がチャンピオンズリーグとなって以降の24年間、どのクラブも成し遂げたことのない2シーズン連続の欧州制覇を目指さない理由はどこにもない。

今大会初の対戦相手は、マドリディスモ(R・マドリー主義)の体現者クリスティアーノ・ロナウドを育てたスポルティング。ジダン監督はGKカシージャ、DFカルバハル、ヴァラン、セルヒオ・ラモス、マルセロ、MFカセミロ、モドリッチ、クロース、そして今季初めて一緒にピッチに立つFWベイル、クリスティアーノ・ロナウド、ベンゼマの“BBC”と、ケイロール・ナバスが負傷中のGKのポジション以外はベストとも称せるメンバーを起用した。

いくつもの伝説の夜を生み出してきたようなビッグマッチではないため、4000人のアウェー席の声援の方が目立つ肌寒いベルナベウでR・マドリーは苦戦を強いられる。最終ラインを高く上げ、コンパクトな守備を見せるスポルティングを前に攻撃を組み立てられない状況が続いた。頼みのモドリッチはセザルのマンマークによってプレーを制限され、またマルセロ&カルバハルを起点としたビルドアップも、相手の素早い寄せによってほとんど実現することはかなわなかった。

R・マドリーが決定機を得られぬまま、時計の針は進んで行く。スポルティングファンの声援に押されていた南スタンドの応援ゾーンのファンは20分過ぎにR・マドリーの代表的チャント「コモ・ノ・テ・ボイ・ア・ケレール(どうして愛さずにいられようか)」で声を張り上げ、スタジアム全体にその熱意を伝染させるが、チームは呼応できず。結局C・ロナウドが28分に放ったミドルレンジからのシュート(GKパトリシオがセーブ)と、45分の直接FK(クロスバーの上へ)が得点の匂いをわずかに感じさせただけで前半は終了する。

後半に入って2分後、電光掲示板のスコアが動く。先制したのは、前半から攻め込む意欲を何度も示していたスポルティング。モドリッチとS・ラモスの連係ミスによってペナルティーエリア内にこぼれたボールから、セザルが左足のシュートでカシージャを破った。

ビハインドを負ったR・マドリーは攻撃の意思を強めるも、スポルティングの組織的な守備を前にそれは空回りし、また相手のカウンターにも手を焼く。ジダン監督は67分に選手交代を敢行し、ベイル、ベンゼマとの交代でルーカス・バスケス、モラタを投入して打開を図る。その後ベルナベウは「R・マドリー・アレ」のチャントをスタジアム全体に響かせるなど、今一度伝説の夜を再現するかの如くボルテージを上げるが、それでもゴールには届かない。76分にカルバハルが放ったボレーシュートも、枠を捉え切れなかった。

ジダン監督は77分に最後の交代カードを切り、クロースに代えてハメスをピッチに立たせる。R・マドリーは終盤に入っても得点を決められず、スタジアムは静寂に包まれていった。だが89分、C・ロナウドがその静寂を爆発的な歓喜に一変させた。マンチェスター・ユナイテッド時代にスポルティング(2試合2得点)、R・マドリー時代にユナイテッド(2試合2得点)と古巣との対戦で必ず得点を決めてきたポルトガル代表FWは、ペナルティーエリア手前からの直接FKでパトリシオを破り、CL通算得点数を95に伸ばした。

再度活気を取り戻したベルナベウ。そして94分、さらなる伝説の夜を達成するゴールをモラタが記録する。R・マドリーのカンテラーノはハメスが左サイドから上げたクロスをヘディングシュートで押し込み、スコアをひっくり返した。試合はそのまま終了のホイッスルが吹かれ、R・マドリーはそのDNAに刻まれた大会で、マドリディスモの根幹である不撓不屈の精神を示して劇的に勝ち点3を獲得。ベルナベウは最後に「アシ! アシ! アシ・ガナ・エル・マドリー(マドリーはこうやって勝つ)!」のチャントを高らかに響かせた。

最終更新:9月15日(木)6時14分

GOAL

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