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【実例で紹介】知らないと後悔する医療(生命)保険における微妙な「保障範囲」の違いとは

マネーの達人 9/15(木) 5:11配信

先日、あるクライアントの方からこんな嘆きがありました。

それは、

「これまで医療保険の保険料をずっと払ってきたのに、いざというときに全く給付金がおりずに、何のために保険料を払ってきたのか…。」

というものです。

詳細にはお話できませんが、大まかにお話すると受けた治療が手術給付金の対象にならず、保険給付がなされなかったということでした。

医療(生命)保険においてはたびたび耳にすることですが、このことは保障範囲についての無知と思い込みが主な原因です。

今回は、勘違いしやすい事例を3つほど御紹介したいと思います。

特定疾病や三大疾病などといわれる際に出てくる悪性新生物(ガン)・急性心筋梗塞・脳卒中ですが、最近では急性心筋梗塞のところが心疾患、脳卒中のところが脳血管疾患になっている保険会社がありますが、保障範囲に違いがあることはご存知でしょうか?

事例1:(急性)心筋梗塞と心疾患の違い

(急性)心筋梗塞とは、心臓の筋肉細胞に酸素や栄養を供給している血管に閉塞や狭窄などが起き血液の流量が下がることにより、心筋が虚血状態になり壊死してしまう病気のことですが、心疾患よりも保障範囲は狭まります。

ある保険会社の給付歴データでは、心疾患給付歴上位10位まででみてみますと、給付歴が4倍前後も違ってきます。それだけ心疾患の保障範囲が広いということです。

ひとつ病名をあげますと、狭心症は(急性)心筋梗塞では保障範囲外ですが、心疾患では保障範囲内です。

事例2:脳卒中と脳血管疾患の違い

脳卒中とは、いくつかの種類がありますが、大きくは脳の血管がつまる「脳梗塞」と、脳の血管が破れて出血する「脳出血」や「くも膜下出血」に分けられます。

こちらも(急性)心筋梗塞と心疾患の違いほどではありませんが、脳血管疾患よりも保障範囲は狭まります。

厚生労働省「疾病、傷害及び死因の統計分類ICD-10(2003)準拠」によりますと、脳血管疾患I60~I69までのうち、脳卒中の範囲はI60~I63迄です。

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最終更新:9/15(木) 6:06

マネーの達人