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犬のワクチン、年1回は必要? 3年に1回でいい? 獣医師が解説

sippo 9月15日(木)12時32分配信

 ワクチン回数は年に1回必要? それとも3年に1度でいいの?という疑問にお答えしましょう。

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 結論から述べると、どちらも間違いではありません。

 個体差があるため、愛犬によって違う、というのが答えなのです。

 ではなぜ、3年に1回で良いという情報があるのでしょう。

 それは、一部の獣医師がアメリカの情報を採り入れて、接種期間を決めているためです。

 元となっているのは、世界小動物獣医師会(WASAVA)でのワクチネーションガイドラインです。

 同ガイドラインは確かに、3年に1度のワクチンを推奨しています。もちろん根拠はあり、感染症によっては3年に1回で十分です。

 ただ、レプトスピラなども心配な飼い主にとっては、3年に1回ではしっかりとした予防はできません。1年に1回の接種が必要となります。

 さらに、抗体のつき方には個体差があります。

 個人的な経験ですが、3年に1回で良いとされる感染症の抗体化を1年後くらいに計測したところ、抗体が足りていないケースがありました。

 ですので、3年で良いと、一概には言えないのが現状です。

 確実に予防したい場合は1年に1度の接種をお勧めします。

(佐藤貴紀 白金高輪動物病院・中央アニマルクリニック総院長)

sippo(朝日新聞社)

最終更新:9月15日(木)12時34分

sippo