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難病で亡くなった松来未祐さんの声優仲間 イベントで“愛悼”

AbemaTIMES 9月15日(木)12時0分配信

難病である「慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV)で亡くなった人気声優の松来未祐(まつき・みゆ)さんを偲ぶチャリティーイベントが11日、東京都千代田区の科学技術館で開かれ、約1000人のファンが駆け付けた。

「たまゆら」など数々のアニメ作品に出演し、人気を博していた松来さんが亡くなったのは昨年10月27日。まだ38歳の若さだった。遺族により公表された病名は「慢性活動性EBウイルス感染症」。CAEBVと呼ばれている。国内で発症するのは年間30人足らずと、ほとんど知られていない病だ。

この病の原因となるEBウイルスは、実は成人の9割程が感染しているといわれている。通常は問題にならないが、稀にウイルスが再活性化してしまい、免疫制御が不能となって慢性活動性EBウイルス感染症を発症する。最終的には、多臓器不全や悪性リンパ腫などを発病して高い致死率を示す疾患だ。

現在、期待できる治療法は骨髄移植だけ。しかし、患者数が極めて少なく、難病であるがゆえ十分な知識を持つ医者も少なく重症化してから診断されるケースが多いという。

「回復したら手記を書いてCAEBVの事をみんなに知ってもらいたい」という松来さんの生前の思いを受け、イベントでは病気に関する講演や啓発活動なども。松来さんと親交の深かった声優仲間の榎本温子さんと水沢史絵さんも、「未祐ちゃんの病気をきっかけに、難病という中でも病院の先生でも知らない難病がある事を初めて知りましたし、この病気の事をもっと皆さんに知ってもらいたいし、骨髄バンクや献血の大切さに目を向けて欲しい」と呼びかけた。

最終更新:9月15日(木)12時0分

AbemaTIMES