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最新プロセッサ見送り? まもなく発売の新「MacBook Pro」、やや残念な予測も

ギズモード・ジャパン 9月15日(木)13時10分配信

せっかく出しても型落ち感?

長らく新モデルの発表がない、Apple(アップル)の「MacBook Pro」。いまかいまかとリリースが首を長くして待ち望まれてきましたが、どうやら来月中にも発売になるとの見通しが固まってきましたよね。

さすがは久々の新モデルということもあり、MacBook Proには大刷新がなされるようです。まずは、有機ELディスプレイ(OLED)のサブスクリーンによる、新しいタッチバーや、新インターフェースの「Thunderbolt 3」や「USB type-C」の搭載も確実視されています。

しかしながら、もし本当に噂どおりに、来月のタイミングでMacBook Proの新モデルが発売されるならば、残念なことに、現時点でIntelの最新プロセッサとなる「Kaby Lake」世代のCPU採用は見送られる公算が高いとされています。実際に搭載されるのは、すでに現行のiMacやMacBookで採用済みの「Skylake」世代のCPUになってしまうんだとか。

ここでおさらいです。Intelは、22nmの製造プロセスにて、2013年より「Haswell」世代のプロセッサの供給を行なってきました。その後、2015年より、進化した14nmプロセスにて、Skylake世代のプロセッサの提供がスタート。ところが、最近になって、メーカー向けにはKaby Lake世代のプロセッサの出荷が始まっています。

だから、タイミング的には、「MacBook Proには最新のKaby Lake世代のCPUが採用されました!」っていうアナウンスを期待したいところですけど、まだ現時点だと量産体制は確保できていないんですよね。もし本気でMacBook Proに、Kaby Lake世代のプロセッサを搭載したければ、Appleは来年まで待たざるを得なくなります。さすがに、またもや発売延期なんてことにはしたくない…。

あくまでも予測ですけど、こうした現状を鑑みるに、来月リリースされるであろう新MacBook Proには、Skylake世代のCPUが積まれていると考えられるでしょう。ベンチマークとしては、現行のMacBook Proと比較して、20%のパフォーマンス向上および30%のバッテリ寿命延長が可能になるそうですよ。ただし、Kaby Lake世代で実現した、さらなる省電力性能や高解像度の動画対応などは、おあずけになってしまいそうです。

「Pro」とよばれる最上位機種のMacBookなのに、「CPUは発売時点で1年落ちかよ~」という残念な批判にさらされそうなMacBook Pro。気を取り直して、次に目を向けると、Intelからは、10nmプロセスの「Cannonlake」世代のCPUが、来年中には出荷される見通しです。量産体制を待つと、MacBook ProにCannonlake世代のプロセッサが採用されてくるのは、早くても2018年になることでしょう。時代を先駆けて、新プロセッサの搭載で世間を沸かせる「iPhone 7/7 Plus」に比べると、ややMacには気合の入り方が違ってもいるような?

source: Mac Observer

(湯木進悟)

最終更新:9月15日(木)13時10分

ギズモード・ジャパン