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福島県に復興願い、ブータン国樹「イトスギ」贈る 京都・交流協会

福島民友新聞 9月15日(木)10時15分配信

 中国と国境を接するヒマラヤの山岳国ブータンとの友好親善に取り組む「京都・ブータン王国交流協会」(京都市)は14日、県にブータンの国樹・イトスギの苗木1本を寄贈した。苗木は、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興祈念のシンボルとして、10月中に福島市のあづま総合運動公園に植樹される。  

 ブータン国王夫妻が2011(平成23)年11月、被災地の相馬市を慰問した後、京都市の金閣寺を訪問したことをきっかけに、交流協会が、日本とブータンの友好親善、交流発展の証しとして苗木の寄贈を依頼した。  

 ブータンから苗木を持ち帰った交流協会の左藤滋光(さとうじこう)代表が14日、県庁を訪れ、内堀雅雄知事に苗木を手渡した。ブータンではご神木としてあがめられるイトスギを受けた内堀知事は「イトスギの成長は、福島の子どもたちの成長、復興への歩みと重なる。大切に育てたい」と謝辞を述べた。  

 内堀知事との会談後、左藤代表は取材に「イトスギは、生きる上での幸せや心を見失わないための、精神的な大きなシンボルになると確信している」と意義を語った。

福島民友新聞社

最終更新:9月15日(木)10時15分

福島民友新聞