ここから本文です

玄海原発再稼働、国の許可前後に第三者委

佐賀新聞 9/15(木) 10:35配信

 9月定例佐賀県議会は14日、一般質問初日の質疑を交わした。九州電力玄海原発(東松浦郡玄海町)の再稼働に関し、佐賀県の山口祥義知事は、県独自で有識者の意見を聞く第三者委員会の設置時期について、原子力規制委員会が新規制基準に適合したと判断する前後になるとの見通しを示した。

 玄海原発の再稼働に向けた規制委の審査会合は大詰めを迎えており、公開審査は残り1回となっている。その後、規制委が作成する審査書案がパブリックコメントを経て正式決定すれば、同時に九電に原子炉設置変更許可が出るため、再稼働に向けた地元の手続きが本格化する。

 山口知事は、第三者委を設置する時期は「(原子炉)設置変更許可の前後になるのではないか」と述べ、委員会の詳細に関しては「他県の事例や審査の状況をみながら検討していきたい」と答えた。

 設置目的では「今回は再稼働に関してのご意見を賜りたい」とした上で、「わざわざ閉じる必要はないのではないかと現時点では考えている」と常設の組織になるとの見解を示した。

 この日は原田寿雄、池田正恭、向門慶人(自民)、徳光清孝(県民ネット)、井上祐輔(共産)の5議員が質問した。国政課題のほか、TPPと農業振興や児童生徒の学力向上などを取り上げた。

最終更新:9/15(木) 10:35

佐賀新聞