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株式投資で資産を5000万円にした筆者が語る 自分が大損した「買ってはいけない投資信託」

マネーの達人 9月15日(木)5時37分配信

今回は、あなたが買ってはいけない投資信託について書いていきます。

これから投資や投資信託を始めようと思っている方、また実際に投資信託を保有して損失を抱えている。どうしたらいいのか悩んでいるという人は必見です。

買ってはいけない投資信託

「投資信託はプロがあなたの代わりに運用してくれるので安心感がある。」

「株式選びの時間や株価の上下に一喜一憂しなくて楽」

というイメージがあると思いますが…実際そんなことは全くありません。

私が経験した中で下記のファンドは「買ってはいけない」と考えております。

1. 外国株式、特に新興国に投資するファンド
2. 新しいコンセプトを打ち出すファンド

ファンドとは、投資信託のことです。

1. 外国株式、特に新興国に投資するファンド

画像は私が過去に保有したことがある投資信託の残高推移です。

ファンドの運用会社は伏せておきますが、2008年4月に6つの投資信託を購入しました。

その後毎月末にファンドの残高と評価損益を書いたノートを見ると、何と1年も経たずに45万円の投資額が20万円になってしまったのです。

■ファンドの下落率が大きい順

・ ロシア東欧株ファンドは10万円の投資が1万7000円
・ インド株ファンドは2つで10万円の投資が3万6000円
・ 不動産に投資をするリートのファンドですら10万円の投資が4万3000円

■6本中3本が半分以下まで資産価値が減り…

ロシア株に至っては83%の下落率です。

一番ましな債券ファンドですらマイナス27%となっており、ひどい内容となりました。

このタイミングはリーマンショックの真っ最中であったことやリスクの高い外国株式ファンドを買ったこともありましたが、ここまで酷いとは思いませんでした。

2月にすべてのファンドを解約しましたが、
あなたは外国株式、特に新興国株式には絶対投資しないでください!

2. 新しいコンセプトを打ち出すファンド

新しいコンセプトとは何かと言うと、株式や債券などの伝統的資産以外の何かに投資をして、リターンを得ようと提案するものです。

■新しいコンセプトのファンドには共通項

(1) 安定したリターンを約束し、なおかつ高利回り

(2) リターンのみを強調し、リスクは無視

このような特徴があります。

新しいコンセプトが従来の金融商品より優れているので、安定した高リターンや高利回りを保証できる

という説明で顧客を集めるのが定番です。

ここ数年でも話題になった新金融商品は

・ レセプト債
・ ワインファンド
・ ラブホテルファンド

などです。

■レセプト債

レセプト債とは診療報酬明細書のことです。医療機関からレセプトを買い取って債権化するファンドで、大手や地場の証券会社も販売していました。しかし、運用会社が軒並み破たんし、大問題となりました。

■ワインファンド

取引報告書の大部分が虚偽と後からわかり、そのまま資金繰りが悪化し破たん。

■ラブホテルファンド

利回り8%という謳い全国から100億円を超える出資を集めましたが、儲かることができず償還は元本の2割未満だったそうです。

他にも、少し前は和牛に投資してお肉と高い配当金がもらえるというファンドがありました。

結局そこも破たんしてテレビで大きく取り上げられましたが、新しいコンセプトのファンドは破たんして終了というケースばかりです。

破たんに至る理由

単一の商品に投資するため、分散投資が全くできておらず、何か予期できないリスクが高まると対応できないのです。

株式投資の場合、業種の違う複数の銘柄を保有することでリスクは分散化できます。

個人投資家がこういったファンドに投資しないためには

・ 株式、債券等の歴史ある定番商品以外の金融商品に投資しない

・ 甘い話に乗らないこと、怪しいと疑うこと

・ リターンではなくリスクに注目すること

元本保証で5%という金融商品があったら避けたほうがいいでしょう。

最後に

投資信託は株式投資と比べてリスクが低いわけではありません。

さらに手数料が高く、毎年払い続けるため、投資資金の一部を個別株で運用してみることをお勧めいたします。(執筆者:坂本 彰)

最終更新:9月15日(木)5時48分

マネーの達人