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「奇跡のリンゴ」に学べ 木村さんの自然栽培普及へ実行委

デーリー東北新聞社 9月15日(木)12時15分配信

「奇跡のリンゴ」で知られる木村秋則さん(66)=弘前市=による無農薬、無施肥を基本とした「自然栽培」の普及に取り組む、「青森県木村式自然栽培実行委員会」が発足し14日、八戸プラザホテルで設立記念シンポジウムが開かれた。実行委は今後、コメを契約栽培する県内の生産者を募り、希望する会員に販売する事業を展開する方針。

 実行委は県内の大学教授やコメ卸売業者、生産者、岡山県で木村式自然栽培に取り組むNPO法人など15団体・個人で構成。事務局を置く近田会計事務所(八戸市)の近田雄一代表が理事長を務める。活動としては、契約した生産者を対象とした勉強会や技術指導を実施。ルールに沿って生産されたコメは定額で買い取り、入会した消費者向けに販売する。自然栽培の普及に向けたシンポジウムも開く。

 この日は県内の生産者や自治体・企業関係者ら約450人が参加。木村さんのほか、木村式自然栽培の理論を研究する杉山修一弘前大農学生命科学部教授らが講演した。

 木村さんは環太平洋連携協定(TPP)など国際環境の変化を引き合いに出し「今こそ農業を変え、世界に出ていくチャンス。私と一緒に新たな農業を始めましょう」と呼び掛けた。

デーリー東北新聞社

最終更新:9月15日(木)12時15分

デーリー東北新聞社