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熊野古道のトイレ協力金盗難

紀伊民報 9月15日(木)17時1分配信

 和歌山県田辺市は15日、熊野古道「十丈王子」(田辺市中辺路町大内川)に公衆トイレの維持管理費を集めるために置いていた協力金箱の鍵が壊され、中に入っていた金が盗まれたと発表した。田辺署は窃盗事件として捜査している。

 十丈王子は、高原熊野神社から熊野古道を本宮に向かって約3・3キロ付近。同市が2007年度に微生物の働きで汚水を浄化して再利用する公衆トイレを新設した際、トイレの維持管理の一部に充てるために協力金箱を設置した。

 協力金の回収のために月1度、現地を訪れている市中辺路行政局産業建設課の職員が12日午後2時ごろに発見した。8月4日に確認したときには異常はなかったという。

 同課によると、協力金箱は上下に開く鉄製。箱の後ろ側には鍵を取り付ける板状の金具(厚さ3ミリ)があり、バールのような物で金具が破断されていた。過去の回収状況から約2千円が入っていたとみられている。

最終更新:9月15日(木)17時1分

紀伊民報