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生きたサザエ神輿に供え 能登・羽根で祭り

北國新聞社 9/15(木) 3:09配信

 能登町羽根、八幡神社の秋の宵祭り「サザエヒライ祭」が13日夜、同神社で行われ、氏子ら10人が神輿(みこし)にサザエを供え、豊漁と海上安全を願った。

 祭りの当番である当元(とうもと)らが、生きたサザエ約40匹を舟形の木の器に盛り付け、神輿に供えた。宮司が神輿に向かって祝詞を奏上し、当元が玉串をささげた。

 氏子総代の薮下登さん(75)によると、現在はサザエを供えて神事を行うだけだが、かつては当元が鳥居の前の小島に松明(たいまつ)を持ってサザエを拾いに行き、そのまま神輿に供えていた。

 明かりに集まるサザエの習性を利用した古来の漁法「夜ザライ」が祭りの中で行われていたが、半世紀以上前、護岸工事などの影響でサザエが採りづらくなり、行われなくなっていったという。

北國新聞社

最終更新:9/15(木) 3:09

北國新聞社