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ウイスキー蒸留所を産業観光施設に 若鶴酒造

北國新聞社 9月15日(木)3時4分配信

 若鶴酒造(砺波市)は昭和初期に建築されたウイスキー蒸留所「三郎丸蒸留所」=写真=を、産業観光施設に改修する。最新の蒸留器も導入し、より質の高いウイスキーを造る。必要資金の一部はインターネット上で資金を募るクラウドファンディングで支援を受け、若鶴のウイスキー愛好者を増やすきっかけにする。

 三郎丸蒸留所は北陸唯一の蒸留所で、木組みが美しい「木造洋式トラス構造」を採用している。全国でも珍しい建築物だが、老朽化が激しく見学を受け入れには改修が必要だった。11月の着工、来年6月の開業を予定する。

 必要資金6586万円のうち、2500万円はクラウドファンディングで募る。1口5千円から150万円までの10コースで、金額に応じてバーボンバレル1樽(たる)(約200リットル)や、1960年蒸留のモルトウイスキー原酒「三郎丸」と交換できる木札などを贈る。募集期間は14日~11月30日まで。

 砺波市の本社で会見した串田茂社長は「若鶴のファンづくりに役立てたい」と話した。GRNホールディングス取締役でウイスキープロジェクトリーダーの稲垣貴彦氏は「首都圏からの見学を呼び込み、富山、北陸を盛り上げたい」と意欲をみせた。

北國新聞社

最終更新:9月15日(木)3時4分

北國新聞社