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青森県産米 観光プランに/農業高生、「選手権」で金賞

Web東奥 9月15日(木)11時25分配信

 青森県南部町の名久井農業高校(四木博之校長)環境システム科2年生のグループが、地域の魅力をアピールする体験型観光プログラムを競う「全国高校観光選手権」で、「青森お米物語~辛(つら)い記憶を乗り越えて~」を提案し、最高賞グランプリに次ぐ金賞を受賞した。リーダーの嶋守龍さんらが13日、同校で「自分たちで実際に足を運び、考えたプラン。金賞を取れるとは思っていなかったので、とてもうれしい」と喜びを語った。
 プランを考案したのは嶋守さん、岩間暉(ひかる)さん、佐々木健也さん、小笠原舞華さん、鹿島未夢(みゆ)さんの5人。青森お米物語は、青森県の冷害との闘いから、特A評価を獲得した青森県産米新品種「青天の霹靂(へきれき)」誕生までを広域観光プランにした。
 プランは八戸市をスタートし、南部町、十和田市、七戸町、青森市などを2泊3日で回り、冷害や飢饉(ききん)の苦難の歴史を伝える博物館や資料館などを訪ねるほか、青天の霹靂の開発秘話などを聞く。食事は2日目の昼食まで、せんべい汁など青森県南の郷土料理や雑穀料理が中心。2日目の夕食で、旅行中初めてお米の食事となり、県内各地のご飯のお供とともに青天の霹靂を味わう。
 嶋守さんは「先人たちのお米に対する思いを分かりやすく伝えるのが難しかった。また機会があれば、地域活性化につながるような、よりよいプランをつくりたい」と話した。
 全国高校観光選手権には全国62校113プランの応募があり、8月25日に神戸市で、書類審査を通過した8校による決勝大会が行われた。同選手権は2014年まで観光甲子園、15年は観光プランコンテストの名称で開催され、同校は13年に特別賞、15年に最高賞グランプリを獲得している。

東奥日報社

最終更新:9月15日(木)11時25分

Web東奥