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米ウェルズ・ファーゴ、退社する幹部から報酬17億円相当を回収も

Bloomberg 9月15日(木)6時45分配信

米銀ウェルズ・ファーゴはコミュニティーバンキング部門の元責任者で退社予定のキャリー・トルステッド氏から株式報酬の未確定部分約1700万ドル(約17億円)を回収する可能性がある。これはトルステッド氏が27年にわたる在籍期間中に得た報酬の一部で、監督当局への提出書類から集計した数字。

トルステッド氏が退社することは7月に発表されていた。行員が顧客に無断で口座開設したとされる問題を決着させるためウェルズ・ファーゴが1億8500万ドルの支払いに同意したことを受けて報酬を回収される可能性がある人物として、CLSAのアナリスト、マイク・マヨ氏が12日の顧客向けリポートでトルステッド氏の名前を挙げた。ベアー前米連邦預金保険公社(FDIC)総裁や一部の投資家は同行に対し報酬の取り消しを求めている。

同行は3月の委任状勧誘書類で、不正行為がウェルズファーゴの「評判などを傷つけると合理的に予期され得る状況では」株式報酬の未確定部分は回収することが可能と記している。同行の広報担当者はブルームバーグの試算についてコメントを控えた。トルステッド氏に電子メールや電話で取材を試みたが返答はない。

ジョン・スタンプ最高経営責任者(CEO)は13日の電話インタビューで、報酬の回収に関する判断は取締役会で下されると述べた。同CEOは取締役会の会長。

原題:Wells Fargo Could Claw Back $17 Million From Retiring Tolstedt(抜粋)

Caleb Melby, Alicia Ritcey

最終更新:9月15日(木)6時45分

Bloomberg