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米ボーイングCEO:大型投資せずに新型ジェット機2種開発の道ある

Bloomberg 9月15日(木)10時59分配信

米航空機メーカーのボーイングのデニス・ムーレンバーグ最高経営責任者(CEO)は、既に膨らんでいる製品開発体制について、向こう5年で投資を急拡大することなく新型ジェット機2種類を追加できるとの認識を示した。

ボーイングは狭胴型の「737」と広胴型の「787(ドリームライナー)」との間のサイズの隙間を埋める方法をめぐり顧客と本格的な協議に入っている。背景にはライバルのエアバス・グループが「A321ネオ」で受注を奪っていることがある。協議の焦点は737の最大型モデルを拡張した「マックス10」と、5年後をめどに投入する中距離ジェット機シリーズで初のモデル。

ムーレンバーグCEOは14日のモルガン・スタンレーの会合で、「両方を投入する可能性はある」と述べた上で、「現在のポートフォリオを堅持することも選択肢の1つだ」と指摘。「これらのシナリオを全て検討している。そのタイミングによって向こう5年間研究開発費や設備投資の大枠が変わるとは見込んでいない」と説明した。

新型機への投資を抑制することは、ドリームライナーで収支をようやく均衡させつつあるボーイングにとって極めて重要。ムーレンバーグCEOは、同社の研究開発費は今年がピークになると述べた。

原題:Boeing CEO Sees Way to Build Two New Jets Without Breaking Bank(抜粋)

Julie Johnsson

最終更新:9月15日(木)10時59分

Bloomberg