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民進代表に蓮舫氏:党勢立て直しへ「先頭に立つ」-臨時大会

Bloomberg 9月15日(木)16時3分配信

民進党代表選が15日午後、都内のホテルで行われ、蓮舫氏が当選した。民主党、民進党を通じて初めての女性代表となる。

蓮舫氏は当選後のあいさつで、「選んでいただける政党に立て直す先頭に立っていきたいとあらためて誓う」と述べた。その上で「人気の高い今の政権」と向き合い「堂々と批判ではなく提案」をしていくと続けた。

今年3月に旧民主党と旧維新の党が合流して民進党が発足し初めての代表選。蓮舫氏のほか、前原誠司元外相と玉木雄一郎衆院議員が立候補した。国会議員147人に加え、国政選挙の公認候補予定者による直接投票と、党員・サポーターの郵便投票の結果、蓮舫氏が503ポイント、前原氏が230ポイント、玉木氏が116ポイントを獲得した。

蓮舫氏は、1967年東京生まれ。青山学院大学在学中に芸能界デビューし、卒業後、報道キャスターなどを経て2004年の参院選で初当選。民主党政権で行政刷新担当相、首相補佐官を歴任。15年1月から民主党代表代行、16年3月から民進党の代表代行を務める。現在、参院3期目。

告示日(2日)の記者会見の冒頭から、女性の社会進出を阻む「ガラスの天井」を「打ち破る」と話し、初の女性リーダーとして「新世代の民進党」を率いることを強調してきた。また民主党政権時には行政の無駄を省く「事業仕分け」で注目されたが、蓮舫氏は「私が道半ばでやり残しているのが行政改革」としたうえで「行革なくして増税はない」と安倍政権の行政改革への取り組みを批判した。

蓮舫氏に関しては、日本国籍と父親の出身地の台湾籍とのいわゆる「二重国籍」の問題について、代表選の期間中、過去の発言も含めて取り沙汰された。蓮舫氏は、13日のテレビ番組などで台湾籍が残っており、放棄する手続きを行っていることを明らかにした。投票を前にした最後の政見表明の場でも蓮舫氏はこの問題に触れ、集まった国会議員らを前に「不確かな記憶や発言で本当に迷惑をかけた」と謝罪。17歳の時、父親から日本国籍を獲得できることを聞き、「日本人を自らの意思で選択した」と述べ、「今日まで日本人であることを誇りに思って、わが国を愛している」と話した。

Emi Nobuhiro

最終更新:9月15日(木)16時3分

Bloomberg