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〔米株式〕NYダウ、反発=米利上げ観測後退(15日)☆差替

時事通信 9月16日(金)6時0分配信

 【ニューヨーク時事】15日のニューヨーク株式相場は、早期の米追加利上げ観測が後退し、反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比177.71ドル高の1万8212.48ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は続伸し、同75.92ポイント高の5249.69で引けた。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比6215万株減の8億4247万株。
 この日のダウは小動きで始まった後、全面高となった。8月の小売売上高(前月比0.3%減)や鉱工業生産指数(同0.4%減)など、朝方発表された米経済指標では市場予想を下回る内容が相次ぎ、来週20、21両日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げが見送られるとの観測が高まった。
 また、前日までの2営業日で約290ドル安となっていた値頃感や、下落していた原油先物相場が上昇に転じたことも株買いを促し、上げ幅は一時215ドルに達した。ただ、FOMCを控えた警戒感がくすぶり、上値はやや重かった。
 今月2日に市場予想を下回る雇用統計が発表されて以降、追加利上げをめぐる連邦準備制度理事会(FRB)高官らの意見には隔たりが目立ち始めている。このため、「FOMCでは利上げしないリスクや最近の金利上昇などに対するイエレンFRB議長の認識が注目される」(日系証券)との声が聞かれた。
 個別銘柄(暫定値)では、アップルが3.4%高。スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の新機種の予約状況が好調で、買いが続いている。このほか、ゴールドマン・サックスが1.4%高、シェブロンが1.1%高、ギリアド・サイエンシズが1.6%高。一方、フォード・モーターは0.3%安、モンサントが2.4%安。

最終更新:9月16日(金)9時28分

時事通信