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<韓国サムスン電子>シャープの全株式を売却 資本提携解消

毎日新聞 9月16日(金)0時41分配信

 韓国サムスン電子が日本法人を通じて保有していたシャープの全株式を売却していたことが15日、分かった。サムスンは2013年3月にシャープに約103億円を出資し、当時は約3%の出資比率で第5位の大株主だった。シャープが今年8月に米アップル向けスマートフォン事業などで競合する台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下に入ったことから、資本提携を解消した。

 サムスンが保有していた株式は約3580万株で、鴻海の傘下に入った後のシャープへの出資比率は約0・7%だった。保有株売却は、サムスンが非中核事業の資産保有を見直す戦略の一環との見方も出ている。サムスンはシャープと鴻海の共同運営会社(堺市)から大型液晶パネルなどを購入しているが、条件次第で購入は続ける見通しだ。

 一方、12年と13年の2回に分けてシャープに計約108億円を出資した米通信技術大手、クアルコムも既に保有株を全株売却した。鴻海傘下に入ることでシャープの株主構成が変わりつつある。【宮崎泰宏】

最終更新:9月16日(金)0時41分

毎日新聞