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米7月企業在庫は横ばい、売上高0.2%減

ロイター 9月16日(金)1時35分配信

[ワシントン 15日 ロイター] - 米商務省が15日発表した7月の企業在庫は前月比横ばいだった。小売業の企業在庫が減り、在庫投資による第3・四半期国内総生産(GDP)の押し上げは限定的である可能性を示唆した。市場予想は0.1%増だった。

在庫は国内総生産(GDP)の重要な構成要素となる。

6月の数字は0.2%増のままで改定はなかった。

7月の内訳は小売業が0.3%減。8月に発表された速報値は0.4%減だった。6月は0.4%の増加だった。

GDP算出に使われる自動車を除く在庫は0.3%減。6月は0.2%増だった。

在庫投資の大幅減少は第2・四半期のGDPを1.3%ポイント近く押し下げた。押し下げ幅は2年超ぶりの大きさだった。第2・四半期のGDPは年率で1.1%の伸びにとどまった。

エコノミストらは在庫投資が第3・四半期に持ち直すとみており、第3・四半期のGDPの伸びの大半は、在庫による押し上げ効果だと考えられている。アトランタ連銀は第3・四半期のGDPについて、現時点で年率3.3%増と予測している。

在庫は昨年第2・四半期以来、GDPの重しとなってきた。企業は在庫解消に走り、製造業の活動は弱含んだ。

同時に発表された7月の企業売上高は0.2%減で、2月以来の大幅な落ち込みだった。6月は1.0%増加していた。7月の売り上げペースで在庫を使い切るまでの期間は、前月から横ばいの1.39カ月。水準は依然として高く、在庫調整が第3・四半期も続く可能性を示唆している。

最終更新:9月16日(金)1時35分

ロイター