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ウルフの遺志脈々 先代が教えてくれた相撲で白星先行 千代の国「思い切りよく取れた」

夕刊フジ 9月16日(金)16時56分配信

 教えは脈々と受け継がれているようだ。小さな大横綱といわれ、31回も優勝した先代九重(元横綱千代の富士)がすい臓がんのために亡くなったのは7月31日。残された弟子たちにとって、今場所は偉大な師匠を失って初めて臨む舞台だ。

 それだけに胸中はさまざま。遺志によって後継者となった九重親方(元大関千代大海)は場所前、弟子たちを集めて次のように話したという。

 「勝つことが先代に対する一番の供養だ。空回りせずにがんばれ」

 九重部屋には十両以上の関取が6人もいる。先代は連絡帳を作って弟子たちと意思の疎通を図ったり、メールや電話で鼓舞するなど、なかなかのアイデアマンだった。現師匠もこんな先代の指導法を積極的に取り入れる方針だ。

 「先代は関取6人全員が勝つと飯をおごっていた。自分もそうしようと思っている。いいところは見習わないとね。メールや電話もしますよ。先代に『この野郎、マネしやがって』と怒られるかもしれませんけど」

 残念ながら今場所では、まだ6人を引き連れて食事に出かけるような事は起こっていないが、弟子たちの士気は高い。

 千代の国(26)はこの日、蒼国来に勝って白星が1つ先行。「(先代が教えてくれた)思い切りのいい相撲が取れた。これからがんばりますよ」と声を弾ませた。新入幕の千代翔馬(25)は「先代が亡くなったら九重部屋はだらしなくなったといわれないようにしないと」。初日に勝って獲得した2本の懸賞を霊前に供えた。

 先代の“遺児”たちは千秋楽にどんな報告をするだろうか。 (大見信昭)

最終更新:9月16日(金)17時19分

夕刊フジ

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