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関電が署名簿で戸別訪問 人権救済申し立て 神戸

神戸新聞NEXT 9月16日(金)18時36分配信

 送電線の埋設工事計画の見直しを求める署名簿を利用し、関西電力が戸別訪問したのは人権侵害に当たるとして、神戸市東灘区の御影山手地区の住民134人が16日、兵庫県弁護士会に人権救済を申し立てた。

 代理人弁護士らによると、関電は昨年12月~今年2月、神戸製鋼所が同市灘区の神戸製鉄所で計画する火力発電所の設置に伴い、超高圧送電線を御影山手地区の地中に通すと説明。一部の住民が電磁波による健康被害が不安として今年5月、より地中深くに埋めるなどの計画見直しを求め、1万1422筆の署名簿を提出した。

 県弁護士会への申立書は、関電の戸別訪問が6月に約100軒に上り、反対理由などを聞き出したと指摘。住民側は抗議書を出したが、その後の8月にも戸別訪問が確認され、一連の働き掛けは署名簿の目的外使用でプライバシー権などを侵害していると主張する。

最終更新:9月16日(金)19時0分

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