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阪神“叱咤”変革だ 中日と同率最下位 選手を萎縮させるより加点方式…とか

夕刊フジ 9月16日(金)16時56分配信

 阪神は15日・横浜DeNA戦(甲子園)で6-8と競り負け、中日と並ぶ最下位に転落した。

 この日1軍に昇格させてスタメンで起用した3年目・陽川と、新人・高山がいずれも1本塁打&2打点と活躍した。一方で5回無死一、三塁でゴロをさばいた4年目の遊撃・北條が本塁へ悪送球し失点するなど、若手たちの明暗が分かれた。

 敗戦後、金本知憲監督(48)は「結果論でいうと、投打がかみ合ってない」とあきれ顔。「ミスを承知で起用? もちろん」とうなずいたが、シーズン最終盤のこの時期にさしかかっても、接戦をモノにできない状況が続いている。

 チームは窮地に立っている。16日の同カードで敗れるか、16、17日のゲームで引き分けに終わればクライマックスシリーズ進出の可能性が完全に消滅する。だが4位・ヤクルトまで3・5ゲーム差。来季につなげるためにも、1つでも上の順位でシーズンを終えたいところだ。

 残り9試合でこの“ノルマ”を達成させるべく、ある球団フロントは金本監督へ“注文”をつけた。

 「選手に対して厳しすぎると感じることがある。叱って反省を促し、成長させるのは大事だが経験が少ない選手が多いからね」

 指揮官は歯にきぬ着せぬ発言で選手を奮い立たせるスタイルだ。だが、これが選手を萎縮させることもある。それだけに「残り試合は叱責などの減点方式ではなく、加点方式で選手を評価してみてはどうだろうか」と話す。

 球団OBも「試行錯誤しながら指導しているだけに、反省点もあるはずだ。今後は選手の目線で対話するなど、いろいろ試してみた方がいい」と提言する。

 チームスローガンの“超変革”を来季につなげるためにも、残り9試合でのタクトは重要だ。 (山戸英州)

最終更新:9月16日(金)17時15分

夕刊フジ