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元北朝鮮記者の脱北者 「北は怪物の国」

聯合ニュース 9月16日(金)9時54分配信

【ソウル聯合ニュース】元朝鮮中央放送の記者で北朝鮮脱出住民(脱北者)のチャン・ヘソン氏が国家転覆陰謀罪などで2013年12月に処刑された張成沢(チャン・ソンテク)元国防副委員長を扱ったノンフィクション「悲運の男、張成沢」(原題)を韓国で出版した。同氏は「現在、北の経済はすべて崩れ、住民は飢えて死んでいるという話が出ているにもかかわらず、その一方で核実験をしている。いったいどんな国なのだろうか。それを本にしなければならないと考えた」と語った。

 同書籍は故金日成(キム・イルソン)主席による体制がどのように構築され、どのように故金正日(キム・ジョンイル)総書記に権力が移されたのかを生々しく描写する。また金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の叔母、金慶喜(キム・ギョンヒ)氏と張成沢の恋愛物語など、北朝鮮高官の私生活も描かれる。

 金日成総合大学を卒業したチャン氏は朝鮮中央放送で記者として10年勤め、ドラマ作家としても活動した。 

 1996年に脱北して韓国入りし、国家安保統一政策研究所の研究委員を歴任。2006年に定年退職した。現在は国際亡命北朝鮮PENセンターの名誉理事長を務めている。 

 チャン氏は「北で記者生活をして非公開の資料も見る機会が多かった。この本に出てくる話の70~80%は実際の資料に基づいたもの」と説明した。

 また「1部では金日成の独裁が完結するまでの過程を、2部では金日成の独裁が金正日の独裁に移る過程を扱った」とした上で、「北は怪物の国と言えるが、どのように怪物の国になったかを書いた」と話した。

最終更新:9月16日(金)13時36分

聯合ニュース

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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