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「声」で還付金詐欺被害防止 静岡県警、ATMに「ボイスポリス」設置

産経新聞 9月16日(金)7時55分配信

 県警生活安全企画課は15日、県内のショッピングセンターなどのATM(現金自動預払機)162カ所に、音声で還付金詐欺の被害防止を呼びかける警告機能付き等身大パネル(通称「ボイスポリス」)を設置した。

 ボイスポリスは人感センサーで利用者を感知すると、警告音を発しながら「警察です。ATMでお金は戻ってきません」などと呼びかける。この日藤枝市内の信用金庫で無人ATMを利用した村松太治馬(たじま)さん(74)は、「実際に詐欺電話がきたら自分も慌ててしまうと思う。呼びかけで詐欺ではないかと考える時間ができるので、大変ありがたい」と話した。

 県内の還付金詐欺の被害件数(14日現在)は前年比22件増の49件で、被害金額も4796万円(同2180万円増)と増加傾向にある。

 同課によると、還付金詐欺では被害者を無人のATMに誘導し、携帯電話で通話しながら操作させる手口が多発。松下俊輔課長補佐は「ボイスポリスをきっかけに、一人でも多くの人に詐欺に気付いてもらいたい」と呼びかけている。

最終更新:9月16日(金)7時55分

産経新聞